RITS技術交流会は、リコーITソリューションズ株式会社がリコーグループ向けに毎月1回、講演会などを開催しているイベントです。今回はリコーグループ外の方にも参加していただけますので、定員30名で参加募集いたします。

『JALの品質を生み出す整備現場の取り組み』

近年、航空機はますます身近な交通機関となってきており、世界の航空機の年間出発回数は2,560万回と1960年の約60倍となっています。一方で事故の発生率は0.4回/100万回と50年前と比較して28分の1と大きく改善しています。かつての飛行機は航空機技術創世記は、航空機材の不具合対応が中心でしたが、技術の進歩に伴い故障が減少していくと、整備を実施する作業者が引き起こす不具合、つまりヒューマンエラーへの取り組みの重要性が増してきました。

JALの整備を担うJALエンジニアリングにおいても、圧倒的な航空機の品質を生み出すために航空機の故障に対する未然防止の取り組みに加えて、作業現場においは「人はミスをする行動特性を持っている」というヒューマンファクターの考えを基本とし様々な作業不具合防止の取り組みを行っております。

今回はJALの品質を生み出す整備現場の様々な取り組みをご紹介させていただきます。

講演者紹介

山谷 雄彦 氏
株式会社 JALエンジニアリング 品質保証部 リスクマネジメントグループ マネージャー

これまで、航空機整備計画や海外、国内の空港における整備体制の構築などの業務を経験。
現在、品質保証部にて航空機の安全・品質に関する業務を行っている。
担当はヒューマンファクターに起因する整備不具合への対応。

懇親会：

技術交流会終了後、会場の一角で懇親会を開催します。会費は1,000円です。
軽食を交えながら、出展者・参加者と情報交換ができるかと思います。
時間の許す方は是非ご参加ください。