第154回RITS技術交流会をオンラインで開催します。

RITS技術交流会は、リコーITソリューションズ株式会社がリコーグループ向けに毎月、講演会などを開催しているイベントです。今回はリコーグループ外の方にも参加していただけますので、オンライン参加定員30名で参加募集いたします。
参加申込された方には、開催当日(12/4)午前中までに、アクセス方法を連絡します。

「新たなlife styleの提案」―日常生活の中からアイデアを出す、問いを立てる習慣－

今回のタイトルは、先日、演者が上梓した書籍「システムデザイン論」の副題です。「世の中はシナリオを持っているわずかな人のシナリオにシナリオを持っていない大半の人々は従っている」詠み人知らず。
　それならばシナリオを作る側にまわろうというのが演者のメッセージです。日々、シナリオ作りの基本は、日常生活の中で社会の流れを読む事。その中で大切にしている３つの視点があります。『モノや環境の変化⇒人の行動パターンの変化⇒人の意識構造の変化』です。
　皆さんは、情報化社会　ネット、スマホ、LINE文化で若者の意識構造はどのように変わった？と思われますか。この応えを皆様の手で、事実に基づいて整理される事をお勧めします。次代を担う若者の意識構造の変化が次の社会を構築する筈です。拙著には他の事例を数多く掲載してみました、これ等を参考にアイデア出しまで実践してみて下さい。
　この講演では一つの事例として「日本の交通システムの変化」を紹介します。私の日常的な問いから、問題抽出、課題設定、アイデア発想の事例です。その過程で変化を読み解く3つの視点で整理してみます。
　何故、この作業の必要性があるのか。皆さんの、事業戦略、技術戦略に人々の意識構造の変化は記述・反映されていますか。皆さんの戦略には「人」の存在、生活が見えなくなっていませんか。もう一度見直す時期が来ているように感じています。

講演者: 泉 耕二 さん（東京都立大学）

九州大・筑波大で流体力学の研究に従事、 (株）リコー研究開発本部にてMEMS,カラーインクジェットの研究開発と事業化に従事、2002年（独）航空宇宙技術研究所に転籍、 宇宙航空研究開発機構（JAXA）航空プログラムディレクター、チーフエンジニアを歴任後 2010 年退任、
首都大学客員教授 東京都立大客員教授 現在に至る
宮崎大学・ 東北大・九州大・室蘭工大・Univ. Pennsylvania. MBA 等の非常勤講師、国内某重工・車メーカの技術戦略アドバイザーを歴任
（環境NPO 法人）City Watch Square 副理事長

※ 当日の講演資料は事前に配布します。

懇親会

技術交流会の後に、オンライン接続をそのままで、第二部として、オンライン懇談会を開催します。
1時間ほど、講演者や他の参加者との懇談を楽しみたいと思います。

＜個人情報の取り扱いについて＞

• 申込時に登録いただいた氏名、所属の情報は、本技術交流会の参加者リスト作成に利用します。
• 参加者リストはリコーグループ内向け開催案内に添付され、リコーグループ内で公開されます。
• 申込時に登録いただいたメールアドレスは、本技術交流会に関するご本人への案内（会場・入館案内、リモート接続方法など）および事後のアンケート依頼、講演資料送付に利用します。